ヘビーウェイトのOz(オンス)って何? | ペラペラTシャツに¥7,000は払えない話
ヘビーウェイトのOz(オンス)って何? |
ネットで買った7,000円のTシャツが、ペラペラすぎてガッカリした話
これは、僕の実体験です。
デザインが気に入ってネットで買った7,000円のTシャツ。届いてワクワクしながら袋を開けたら……「え、これで7,000円?」って思うくらいペラペラでした。
ロゴはカッコいい。デザインも好き。でも、生地が薄すぎて安っぽい。
その日から思ったんです。「デザインだけじゃなくて、質も大事にしたい」と
Don't Pushを立ち上げる前から、この経験がずっと頭にありました。
だから、半袖は8Oz、長袖は10Oz。しっかりした生地で作ろうって決めたんです。
でも、そもそも「Oz(オンス)」って何なのか?今日はそこから説明しますね。
Oz(オンス)= Tシャツの生地の重さ
1オンス = 約28.35グラム
Tシャツ業界では、生地の重さを「オンス」で表します。
具体的には、1平方ヤード(約0.84平方メートル)あたりの生地の重さのこと。
1平方ヤードって言われてもピンときませんよね?ざっくり言うと、ハンドタオル1枚分くらいの面積です。バスタオルの4分の1くらい、と考えてもらえればOK。
数字が大きいほど、生地が厚くて、重くて、しっかりしています。
よくあるTシャツの重さ比較
ユ〇クロのコットンTEE:約5.3oz
軽い、透けやすい、夏向き
一般的なプリントTシャツ:5.0〜6.0oz
薄手、カジュアル
Don't Push 半袖TEE:8oz
重厚感、乳〇が透けない、一枚で様になる
Don't Push 長袖TEE:10oz
トレーナー並みの頑丈さ、秋冬〜春向き
ユ〇クロの約5.3ozと比べると、Don't Pushの8Ozは約1.5倍の重さ。
10Ozなら約1.9倍です。
数字で見ると結構違いますよね。
なぜDon't Pushは、8Ozと10Ozを選んだのか
理由はシンプルです。
「ちゃんとした服を作りたかったし、手に取ってガッカリさせたくない」
デザインがカッコよくても、生地がペラペラだったらガッカリする。
その経験を、お客さんにはしてほしくなかった。
だから、Don't Pushは生地選びから妥協しませんでした。
Don't Pushが8Oz/10Ozにこだわる理由
1. 一枚で様になる(透けない、安っぽく見えない)
薄いTシャツって、白だと男性は乳〇が透けたり、黒でも体のラインが出すぎたりしますよね。
8Ozなら、一枚でさらっと着てもしっかり決まります。
生地に厚みがあるから「ちゃんと感」が出るんです。
2. タフに着られる(ヨレにくい、型崩れしない)
薄いTシャツは洗濯を繰り返すと、首元が伸びたり、すぐヨレヨレになったりします。
Don't Pushの8Oz/10Ozは、洗ってもしっかり形をキープ。むしろ着込むほどに体に馴染んで、いい感じに育っていきます。
3. 着心地が全然違う(もう薄いTシャツには戻れない)
初めて8Ozを着たお客さんから、よくこんな声をもらいます。
「重いって聞いてたけど、着たら全然気にならなかった。むしろ、体にフィットする感じが心地いい」
「初めて10Oz着たけど、もう薄いロンTに戻れないかも」
重さは、「安心感」なんですよね。(原価コスト乙)
「8Ozって、夏暑くない?」→通気性、ちゃんと考えてます
「重い生地って、夏蒸れるんじゃないの?」
これ、めちゃくちゃよく聞かれます。正直な疑問ですよね。
Don't Pushの8Ozは、糸の選定から通気性を考えて作っています。
一般的なブランドは既存の生地を使いますが、Don't Pushは違います。オリジナルの糸から、職人が一本一本丁寧に編み上げてる。だから、重厚感がありながら、風通しも確保できてるんです。
夏でも、意外と快適に着られますよ。
「10Ozはさすがに暑くない?」→はい、夏は無理です(笑)
正直に言います。
10Ozの長袖は、夏はとてもじゃないけど着られません。
でも、これには理由があります。
10Ozは、10月〜12月、3月〜5月くらいまで、一枚で外出できるほど頑丈でタフな作りなんです。
薄手の長袖だと、春や秋に一枚で着るとちょっと心もとないですよね。Don't Pushの10Ozなら、ジャケットいらず。一枚でバシッと決まります。
真冬でも2枚でいけるくらいです。
「え?トレーナーですか?」って間違われるくらいの重厚感。
そう、10Ozはもはや長袖Tシャツというより、トレーナーに近い存在です。
個人的には、F.A.Tさんの12OzがロンTで一番好きです。(コラボしてぇ~)
Don't Pushの生地へのこだわり
Don't Pushのトップスは、ただ重いだけじゃありません。
オリジナルの糸から、一本一本丁寧に
一般的なブランドは、既存の生地を使います。
でもDon't Pushは、「着心地の良さ」を最優先にしたかったので、オリジナルの糸から作っています。
生地の製造地はパキスタン。熟練の職人が、丁寧に編み上げた生地だからこそ、8Ozでも柔らかくて体に馴染む。10Ozでも重すぎない。
この「重いのに柔らかい」バランスが、Don't Pushの強みです。
「重さ」で選ぶという、新しい基準
今まで、Tシャツを選ぶ基準って「デザイン」「ブランド」「価格」が中心でしたよね。
でも、これからは「重さ(オンス)」も選択肢に入れてみてください。
薄いTシャツが悪いわけじゃないんです。軽くて涼しいのも、真夏はそれはそれでいい。
でも、「この質感なら納得できる」と思える一枚を持つことは、毎日の服選びをちょっとだけ豊かにしてくれます。
僕がネットで買った7,000円のペラペラTシャツみたいに、ガッカリすることもなくなります(笑)。
Don't Pushの8Ozと10Ozを、試してみてください
Don't Pushは、こんな人におすすめです。
-
一枚でサラッと着たい人(透けない、インナーいらず)
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長く着られる服が欲しい人(ヨレにくい、タフな生地)
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「質」にこだわりたい人(ペラペラじゃない、ちゃんとした服)
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6,600円の価値を納得したい人(着れば、わかります)
▼ 8Ozと10Ozを体感してみてくださいね!
Don't Push は「会話が生まれる服」をコンセプトにしたストリートブランドです。
デザインだけでなく、生地の質、着心地、耐久性にこだわっています。
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ここまで読破いただきありがとうございました!
次回は、そろそろ僕の自己紹介出します!