エ〇グラフィック|全国の同志たちに刺さる物を作りたい
全国の同志たちに刺さる物を作りたい
Do Not Swim Here 2 TEE ── 裏の話。
高校生のころ。 私服OKの学校だった。
とにかくTシャツが好きだった。
バイト代は、基本的に、全部Tシャツに消えた。
2007年ごろ。夜中の原宿を、ひとりで歩く。
すれ違うお兄さんたちの、かっこいいグラフィックに、目を奪われていた。
でも、ある夜、気づいてしまった。
「カッコいいかどうか」なんて価値観を、軽々と飛び越えて── すれ違うメンズたちが、確実に二度見していたもの。
それは、「エ〇グラフィック」だった。
その時、 私が本当に見ていたのは、そのグラフィックじゃない。
それを見て、思わず振り返る、周りのメンズたちの“動き”だった。
一枚の布が、人の首を動かす。 視線を、奪う。
あの瞬間の破壊力に、私は完全にやられていた。
服が、人を振り向かせる
かっこいい、の一歩先。 「思わず反応してしまう」。
そこにこそ、服の本当の力がある、と思った。
いつか、自分もそういう一枚を作りたい。 全国の“同志”たちの首を、思わず動かす一枚を。 それが、Don't Push の出発点だ。
そして、「Do Not Swim Here」が生まれた
このデザインは、特にお気に入りだ。
私自身、プライベートでもよく着ている。
そして、すれ違いざま、とにかく二度見される。
なぜか。 全国の男性たちが、全員、その“前提”を、もう知っているからだ。

誰もが、どこかで見たロケ地
お世話になった、あの場所。 男ならきっと、どこかで見た覚えがある。 泳ぐための場所ではない。──そう知っているからこそ、この一行は効く。
説明は、あえてしない。 わかる人にはわかる。二度見した時点で、勝ち。
同じロゴに、一石を投じたい
今のストリートは、同じロゴ、同じシンプルコーデで溢れている。 無難で、きれいで、……少しだけ、退屈だ。
Don't Push が投げ込みたいのは、その静かな水面に落とす一石。
遠くから見れば、ただのプールのグラフィック。
近づいて、読んで、気づいた人だけが、ニヤリとする。
その温度差こそ、このデザインの狙いだ。
泳ぐ目的ではない、と知っているからこそ
このグラフィックが、日本全国の“男児(大人)”たちに、静かに刺されば嬉しい。
声高には、主張しない。でも、わかる人には、ちゃんと伝わる。
それが、Don't Push が一枚に込めた、静かな一石です。
あの夜、原宿で他人の首を動かしていた一枚のように。 今度は、この一枚が、全国の同志たちを、振り向かせる。
Do Not Swim Here. If you know, you know.
Don't Push ── Design Story
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